(2012.3.1掲載)
工学部 電気系
岩橋 政宏 准教授
カラスの安眠を妨害し、ねぐらの形成を妨害したい。「寝ているカラスはどのくらい?」雨でも雪でも夕闇でも、映像から自動的に計数できる信号処理システムを提供。威嚇手段と連携させて、カラスのねぐらを解散させる。長岡駅にて実験を行い、有効性が検証された。
認識結果
・留っている鳥に限定するから、自動計数は正確。
・降雨降雪、夕闇、街灯の影響は、とても少ない。
・メモリは必要だが、処理は単純な組み込み技術。
・特定の用途に最適化、要素技術は汎用的。
・認識と圧縮の融合で、データ通信量も低減できる。
・但し、熊、猪、椋鳥などは、別途考え直す必要あり。
◆ ウェブカメラ、省電力、小型回路(組み込み型、画像処理)
◆ 特定用途向け、画像処理システム(少量・多品種、オーダーメイド開発)
◆ ビデオセンサノード(環境モニタリング、画像伝送)
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