地下熱を利用した次世代冷暖房システム

(2012.3.1掲載)

工学部 土木工学科
藤縄 克之 教授

地中の温度は1年をとおしてほとんど変化しません。地下から採熱し、不足分をヒートポンプで補う地下熱ヒートポンプシステムは欧米で高く評価され、広く普及しています。すでに確立された技術をさらに日本に適した形で発展させた技術が、NEDOの開発事業として信州大学で実用化されました。

  • 地下熱
  • ヒートポンプ
  • 低ランニングコスト

蓄熱型地下水利用冷暖房システム 拡大>>

地下熱利用冷暖房システムには、地質条件、地下水条件に応じた様々なシステムがあります。もっとも普及しているのが地中熱交換タイプですが、地下水が豊富なところでは地下水揚水・還水型がお勧めです。還水により蓄熱し、冷暖房に再利用する次世代型は、最高のコストパフォーマンスを示します。

建築関係の企業の皆様、注目度抜群の自然エネルギーを新ビジネスに!!
確立された技術と豊かなマーケットで、エネルギー革命を起こしませんか

〒390-8621 長野県松本市旭3-1-1  URL:http://www.shinshu-u.ac.jp

信州大学は、自然との共存のもとに持続的発展をめざした独創的研究を推進し、その成果を広く提供することにより、地域と世界に貢献します。また、地域に根ざした我が国唯一の研究分野、世界的教育研究拠点をめざす分野の研究を推進します。

信州大学工学部では先進的な研究を行っていますので、何かお困りの点などご相談がありましたらお問合せください。東京オフィスでも気軽にご相談できます!興味のある方は、コラボ産学官内信州大学東京オフィスまで。(TEL:03-3687-3075)

※シーズ情報の問い合わせは事務担当まで
アクセスサイトマップ